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【山口和幸の茶輪記】ツール・ド・フランスのスター、カモネギを捕まえに来日?

オピニオン コラム
【山口和幸の茶輪記】ツール・ド・フランスのスター、カモネギを捕まえに来日?
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■さいたまで異文化交流

待ち受ける日本のファンも新たなコミュニケーションチャンスが芽ばえる。カモネギがゲットできる場所を情報として伝達すれば、たぶんスーパースターだって喜ぶに違いない。ちなみにポケモンは言語が変わると呼び方が変わるから要注意。カモネギはフランス語では「カナールティショ」だ。

過去にないほどのスター選手が来日するツール・ド・フランスさいたまクリテリウムだが、異文化交流というこの大会ならではの催しが行われる。市内で行われる伝統的文化や活動を来日選手が体験するものだ。

2013年は大相撲の豪栄道の出身校でもある埼玉栄中・高の相撲部にクリス・フルーム(スカイ)やピーター・サガン(現ティンコフ)が入門。2014年は与野高書道部の女子生徒の手ほどきを受けてパフォーマンス書道。2015年は市立浦和高で弓道。

2013ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムの文化交流会

2014ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムの文化交流会

2015ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムの文化交流会

そして2016年の異文化交流は岩槻区に伝わるジャンボひな壇だ。来日選手の中から選ばれた6人が実際のひな人形の衣装を着てひな壇に並ぶらしい。さらに全選手が和装でさいたま新都心駅の東西自由通路をねり歩くという。これらの催しは大会前日の10月28日午後に行われる。

その年のツール・ド・フランスで総合優勝するなど大活躍した選手が毎年秋に来日するというイベント。ツール・ド・フランス主催者ASOとさいたま市は3年契約を交わしているので、すくなくとも2018年までは続く。

多くのトッププロに日本の伝統文化を知ってもらう。そしてツール・ド・フランスの象徴である4つのリーダージャージが走る自転車ロードレースの魅力を日本の一般市民が目の当たりにする。その橋渡し役がカモネギであってもいいんじゃないかと思う。
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《山口和幸》

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