監督1年目の今季は『超変革』をスローガンに掲げ、若手選手を起用するなどした金本監督。その中で原口文仁が主軸を打つ打者に成長、107試合に出場して打率.299、11本塁打、46打点の成績を残した。
月間MVPも獲得した原口の活躍には、「正直ここまでとは思っていませんでした。今年の春、鳴尾浜に行って、育成から一軍に上げましたけれど、正直打つ方でここまでの数字は想像外でした。嬉しい誤算でした」と最大級の賛辞を贈った。
昨季の14勝から、今季7勝に終わった藤浪晋太郎には「計算外でしたね。去年14勝したピッチャーに対して、今年は15、6勝してほしいと期待するのは当然のことだと思います」とコメント。だが「勝ち星以外の部分では先発の責任を果たしてくれた」と、一定の評価は与えた。
「まだまだ体もできていませんし、投球フォームも固まっていませんが、最後の2試合はいい感覚で終わってくれたので唯一の救いですね」
5(水)、阪神電鉄本社において、金本監督が坂井オーナーへシーズン終了を報告。その後、会見を行いました。 https://t.co/4MUAs4lrPn pic.twitter.com/YdswBeGmU8
— 阪神タイガース (@TigersDreamlink) 2016年10月5日
戦い終えた金本監督と阪神にファンからは、「今年はよく4位で踏みとどまったなという感じ。来年はもっと厳しくお願いします」「あんな感じで何連敗もしたのに、よく4位になれたと思う。そういう意味ではすごい」「中継ぎ育成しよう!応援しとります」「来シーズンも超変革!!」などの声が寄せられている。