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ガンバ対マリノスはスコアレス、両GKが好セーブを見せる

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JリーグYBCルヴァンカップの準決勝第1戦が10月5日に行われた。ガンバ大阪がホームに横浜F・マリノスを迎えた試合では、序盤から両チームともチャンスを作るがGKの活躍で0-0に終わっている。

第1戦ということもあって、両チーム守備を重視しながらカウンターでゴールを狙う展開になった。先に大きなチャンスを得たのは横浜FM。マルティノスがプレスをかけていって、金正也のバックパスが中途半端になったボールを狙う。GKと1対1の絶好機だったが、マルティノスのシュートは外れた。

G大阪がホームの観客を沸かせたのは前半15分、FKからパトリックがゴール前に侵入し、頭で合わせてネットを揺らした。先制ゴールかと思われたが、その前にG大阪は倉田秋がファウルを取られノーゴール。

横浜FMはGK榎本哲也が決定的なシュートを何本も防ぎ、敵地でチームメートを鼓舞する。対するG大阪もベテランGK藤ヶ谷陽介が再三の好セーブでお返し。両チームとも守護神が最後の壁として立ちはだかった。

激しい雨が降りしきるなか行われた試合は、両チーム無得点で終了。勝負は横浜FMのホームで行われる第2戦へ持ち越された。


●ガンバ大阪・長谷川健太監督のコメント

「最低限の結果を得ることはできたと思います。ただ、ゴールが奪えなかったのは次に向けての課題だと思いますし、もっともっと戦ってほしいというような途中から入った選手がいましたので、死力を尽くして次の日曜日は戦っていきたいと思います」

●横浜F・マリノス・エリク・モンバエルツ監督のコメント

「今日はとても良いゲームだったのではないかと思う。両チームが攻撃的にプレーしていた。最後の決め切るところで、リアリズムの部分が足りなかった。ビルドアップや裏を取るところまではできているので、やはり最後のシュートを決め切るというところを向上させなくてはいけない」

この試合に両チームのファンからは、「アウェイゴールをとられなかったことを前向きに、日産で勝とうぜよ」「ホーム第1戦でスコアレスは悪くない。第2戦で勝てば文句ないし、1-1であれば勝ち抜ける」「両GKの好セーブでゴールが決まる気がしなかった」「アウェーで無失点でしのいだマリノス、アウェーゴールを与えなかったガンバ。どちらが得したかは第2戦で分かる」などの声が寄せられている。

ルヴァンカップ準決勝第2戦は9日14時に行われる。

《岩藤健》

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