日本は前半26分、MF清武弘嗣(セビージャ)のクロスを先発出場のFW原口元気(ヘルタ・ベルリン)が右ヒールでゴールへ流し込み、先制点に成功。しかし、後半15分にイラクは、フリーキックからMFサードがヘディングで同点に追いついた。日本は終盤にかけて相手ゴールに迫るが、なかなか得点を奪えない。
後半アディショナルタイムは6分与えられ、日本はセンターバックのDF吉田麻也(サウサンプトン)を前線に上げてパワープレーを図る。試合終了間際、フリーキックから途中出場のMF山口蛍(セレッソ大阪)が強烈なミドルシュートを放ち、そのまま決勝点に。劇的ゴールで勝ち点3をつかみ取った。
試合後、元サッカー日本代表で引退後はサッカーコメンテーターやタレントとして活動する前園真聖さんは、「まずは勝って良かった」と安堵。
まずは勝って良かった。
— 前園真聖 (@zono23) 2016年10月6日
吉田を前にあげてパワープレーにしたことが相手にプレッシャーになり、最後の得点につながったと思う。原口のドリブルは常にゴールを意識していて、清武と攻撃を牽引していた。
「吉田を前にあげてパワープレーにしたことが相手にプレッシャーになり、最後の得点につながったと思う」と評価した。また、常に得点を意識したプレーを見せた原口、トップ下で躍動し先制点をアシストした清武がチームの攻撃をけん引していたと続けている。
前園さんのツイッターにファンからは、「最高!勝ち点3!」「勝ちは勝ち!」「原口 清武 浅野 この世代が引っ張っていかなければいけない時代」「原口と清武の頑張りと負担がすごいですね」「相手がオーストラリアのように身長もパワーもある相手には同じような場面ではどう戦うのでしようか」などのコメントが寄せられていた。
日本は次戦、10月11日にアウェーでグループ最大のライバルと称されるオーストラリア代表と対戦する。