乾季と洪水を繰り返し、標高差がなく、流れ出す大河がないことから、雨季には80%が沈没するという。この変化がより多様な野生生物が生息する理由となっている。
ブラジルの自然という意味では「アマゾン川」がメディアに取り上げられることが多いが野生動物を見たいならパンタナールの方がベターだと言う。現地ガイド曰く、「the dense foliage」(密集した葉)が多すぎてアマゾン川は生き物を発見しにくいらしい。その点パンタナール乾季は生き物を死ぬほど見ることができる。
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アクセスは悪いが、それ故人間が立ち入りにくく、自然が育まれていった。4~10月は旅行者は陸路でパンタナールに辿り着けるが、それ以外の季節は陸地のほとんどが水没してしまうので飛行機移動を強いられる。
私は3泊4日のツアーに参加した。複数のアクティビティを体験することができた。初日は移動のためお休み。2日目の午前は林の中をウォーキング。雨のため多くの生物を見ることは難しかったが、猿や野生の豚などを目撃することができた。
午後はピラニアフィッシング。餌肉に次々と引っかかるピラニアたち。僕は初心者だったが、たやすく釣り上げることができた。夜はそのピラニアを唐揚げにしてもらい、食べることができた。骨は多かったが、想像していたよりも美味しかった。
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翌日午前はボートツアー。川をボートで探検する。様々な種類の珍しい鳥たちを見ることができたし、なにより間近でワニを観察することができたことは興味深かった。
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午後は車で少し遠出。ジャングル探検だ。様子を360度でお届け。
パンタナール - Spherical Image - RICOH THETA
パンタナール - Spherical Image - RICOH THETA
ナイトツアーは寒かったが、ガイドが懐中電灯で動物たちを照らしてくれた。写真を撮影することはかなり難しいが…。
本当に多種多様な生き物たちを目撃することができるパンタナール。パンタナールに住む哺乳類の数はカピバラなどおよそ130種類。鳥類はおよそ460種。生き物ウォッチングが好きなら、是非とも一度は訪れて欲しい。