高橋選手の出身地・奈良ではみこし、松友選手の出身地・徳島ではオープンカーでの凱旋パレードを経験しており、今回は大型バスによる3度目のパレードだ。
高橋選手はパレードを振り返り、「朝、テレビで『これだけの人が来ています』という(パレード開始前の)放送を観た時に、以外と少ないなと思っていたんですけど、実際に始まってみるとすごい大勢の方が来てくださってたので本当にびっくりしました。金メダルを獲って、見せることができてよかった」と笑う。銀座周辺には80万人ものファンが詰めかけた。
この日は金曜日。松友選手も「平日にも関わらずたくさんの人に来ていただいてびっくりしました」と嬉しさと驚きを隠せない。
今日は銀座パレードでした
— 高橋礼華 (@ayataka419) 2016年10月7日
とても貴重な経験をさせてもらいました!!
本当にありがとうございました
楽しかったーpic.twitter.com/lQ8M38Hst9
パレードでは競技ごとにまとまり複数のバスに乗ったが、タカマツペアはシンクロナイズドスイミングや陸上の選手と同じバスになった。
「シンクロのポーズと侍ポーズをして、みんなで写真を撮りました。バドミントンにそういうポーズが無いので楽しかったです」と高橋選手。また、沿道から「高橋!松友!」と呼び捨てで呼ばれたことにびっくりしたことも明かした。
「でも、そうやって名前で覚えてくださることがいままで無かったので嬉しかったです。自分たちの名前をタカマツペアだったり、ひとりの高橋、松友という名前で呼んでくださるのがいままで無い経験」
バドミントンは競技としてはポピュラーだが、日本代表といえども選手個人の名前はあまり知られていなかった。しかし、金メダル獲得によって、一躍日本のヒロインとなり、タカマツペアの名前は瞬く間に日本中に浸透した。本人たちが一番驚いているのではないだろうか。
松友選手も、「あんなにたくさんの方にずっと見ていただいているのって、人生にいままで無いのでとにかく楽しかったです。私たちを見て悲鳴を上げてくださっている方が何人かいて、改めていろんな人に応援されていたんだなって感じました」とはにかむ。
4年後の東京五輪へ向けて高橋選手は「バドミントン界で連覇をしている国の選手は数少ない」と話し、連覇に向けて意欲を燃やす。松友選手も「今後もしっかり頑張っていこうと改めて思いました」と続いた。
この日は凱旋パレード後、日本オリンピック委員会(JOC)による第31回オリンピック競技大会オリンピック特別賞表彰式に参加している。
橋礼華(@ayataka419)選手と松友美佐紀選手にパレードの感想を聞きました。 #がんばれニッポン #メダリストパレード #バドミントン pic.twitter.com/1WNXsXP6cP
— 日本オリンピック委員会(JOC) (@Japan_Olympic) 2016年10月7日