F1日本GP、ファンが振ったチェッカーフラッグ
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これは「8万人のチェッカーフラッグ」と題してGPエントランス前で1人1本ミニチュアの紙製チェッカーフラッグを配布。ゴールの瞬間には各スタンドがチェッカー一色になり、ドライバーや関係者も感動する瞬間となった。
また、週末を通してドライバートークショーやサイン会など様々なイベントも開催。幸い、日中は雨に見舞われることもなく、来場したファンも1年に一度のF1日本GP観戦を楽しんでいる様子。また日曜日の決勝後はメインゲート前で鈴鹿サーキットのスタッフがチェッカーフラッグを振って、ファンをお見送り。「来年も世界最高のグランプリで会いましょう!!」と横断幕も掲げられ、サーキットを離れるのが名残惜しいファンが、最後の思い出にと写真撮影をしていたのが印象的だった。
今年、鈴鹿サーキットはF1日本GPの開催テーマを「THE 1 AND ONLY」とし、唯一無二のグランプリ、そしてレース観戦の思い出を作ってもらおうと様々なところに工夫が凝らされ、特にファン全員がチェッカーフラッグを振ってドライバーを出迎えるというのは、おそらく世界中のF1グランプリの中でも初めてのこと。来場者数の減少が騒がれてはいるが、その一方で来場したファンに思う存分楽しんで、最高の環境で観戦してもらうためのホスピタリティが年々改善されて行っているように感じたレースウィークだった。
【F1 日本GP】ファンが振ったチェッカーフラッグ…唯一無二の思い出
《吉田 知弘@レスポンス》
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