2006年にサンフレッチェ広島の監督として来日したミシャ監督。2012年から浦和を率いているが、広島時代から通じて11年目にして初のタイトル獲得。これまでヤマザキナビスコカップや天皇杯で準優勝はあったが、あと一歩が足りなかった。
試合後の会見では、「これまで我々は勝負弱いと言われてきて事実、大事な試合で負けることがありました。今回も各メディアにそう言われている中で、そのプレッシャーを抱えながら戦っていくのは難しいことでした」とJリーグを代表するビッグクラブでありながら、タイトルを手にできなかった日々を振り返っている。
試合は前半17分にカウンターからG大阪のアデミウソンに先制ゴールを許すも、後半に李忠成のゴールで追いつき延長戦へ。延長後半15分には呉屋大翔のシュートがゴールポストに当たり、ゴールライン上を転がって肝を冷やしたがギリギリで蹴り出し勝ち越しゴールは防いだ。
「サッカーは運ということはよく言われますが、今日は相手のシュートがポストに当たりゴールに入らず、最終的にPK戦で我々が勝利できた。いままでガンバ大阪には大事なところで負けてきたわけですが、今日はこの大事な試合で勝利することができて嬉しいです」
ペトロヴィッチ監督「大事な試合で勝利することができて嬉しい」#ルヴァンカップ 決勝が15日(土)に行われ、浦和がG大阪を下して13年ぶりの優勝を果たしました。試合後に行われた浦和 ペトロヴィッチ監督の会見の模様ですhttps://t.co/irsx0UiIk9 #Jリーグ pic.twitter.com/png1xjELNn
Jリーグ (@J_League) 2016年10月15日
悲願のタイトルを獲得したミシャ監督と浦和にファンからは、「三冠取れるだけの選手層はある。あとは運かな」「13年。そんなに長かったのか」「おめでとう、ミシャ。リーグ優勝も待ってます」「このタイトル獲得が良いきっかけになるといいね」「レッズは勝負強くなったな。リーグ、天皇杯も期待してるよ」などの声が寄せられている。