準決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチを破ってきたバウティスタに対し、マレーは第1セットで先にブレークを成功させリードする。だがサービング・フォー・ザ・セットの第10ゲームにブレークバックを許し追いつかれ、タイブレークに持ち込まれる。
サービスゲームを落とした直後は、いら立った様子も見せたマレーだがタイブレークでは1ポイントしか与えず、難なく第1セットを先取した。
第2セットではバウティスタにミスが増え始め、試合は一気にマレーのペースになる。そのまま押し切ったマレーが3度のブレークで優勝を決めた。
.@andy_murray d. #BautistaAgut 7-6(1), 6-1 at @SHRolexMasters for his 13th career #ATPMasters1000 title . More: https://t.co/t1i40WkODP pic.twitter.com/jkzo1f2jij
— ATP World Tour (@ATPWorldTour) 2016年10月16日
先週の中国オープンに続く優勝にファンからは、「最初のセットがタイブレークに入ったときは、もしかしてと思ったけど最後はマレーが勝ってきますね」「来年はマレーの年になりそう」「最近ビッグ4で唯一元気なのがマレーだね」「今シーズンはマレーの年だったね」などの声が寄せられている。
最新の世界ランキングでは首位のジョコビッチが1万2900ポイントなのに対し、マレーは1万485ポイント。一時はダブルスコアの大差をつけられていたが、背中が見え始めた。