今シーズン途中までニューヨーク・ヤンキースに所属していたミラーは、ポストシーズンに向けた戦力としてトレードでインディアンスに加入。その期待に応える働きぶりでセットアッパーを務めた。
25 batters faced, 23 outs, 14 strikeouts.
— MLB (@MLB) 2016年10月19日
Of course @a_miller48 is #ALCS MVP. pic.twitter.com/LgdMESFlld
ミラーはインディアンスが勝利した4試合すべてに登板。25人の打者から23個のアウトを奪い、そのうち14個が三振という圧倒的な奪三振率だった。
リリーフ投手がリーグ優勝決定シリーズでMVPを受賞した例は、1988年のデニス・エカーズリー(オークランド・アスレチックス)、1990年のロブ・ディブル、ランディ・マイヤーズ(ともにシンシナティ・レッズ)、2003年のマリアノ・リベラ(ニューヨーク・ヤンキース)、2013年の上原浩治(ボストン・レッドソックス)らがいる。ミラーは史上6人目。
Relief pitchers who won an LCS #MVP … there’s only six of them. https://t.co/gnNM1Lzp59 #PrevailingMoments pic.twitter.com/4Ytm5sB2hy
— MLB Stat of the Day (@MLBStatoftheDay) 2016年10月19日
ただでさえ少ないリリーフ投手の受賞だが、そのなかでも最終回を任されるクローザーではなく、セットアッパーが受賞するのは非常に希なケースだ。
ミラーの受賞にファンからは、「このMVPには納得。ミラーが出てきたら相手が諦めてた」「本当に最高!恐ろしい投手だ」「ミラーの受賞は当然」などの声が寄せられている。