市川は1980年生まれの静岡県出身。1998年4月、親善試合の韓国戦で史上最年少となる17歳322日で日本代表デビューを飾った。同年のワールドカップ(W杯)フランス大会では直前にFW三浦知良、MF北澤毅とともにメンバーから外れたがチームに帯同。2002年のW杯日韓共催大会では日本のベスト16進出に貢献した。
清水エスパルスユース出身で1998年トップチームへ昇格。清水では13シーズンにわたりプレーし、その後はヴァンフォーレ甲府、水戸ホーリーホック、藤枝MYFC、FC今治に在籍。今季からヴァンラーレ八戸に加入した。通算出場数はJ1で347試合、12得点。J2で32試合、1得点。J3では6試合、JFLでは現時点で26試合に出場し2得点を挙げている。
ヴァンラーレ八戸の公式サイトを通じて市川は、「チームとしては残り3試合ありますので、全力でプレーしたいと思います。サポーターの皆様、八戸の皆様、残りの試合も応援よろしくお願いします。」とコメント。最後まで全力プレーを誓っている。
ファンからは、「ついにこの日が来たか…」「あの市川が36歳…お疲れさまでした!」「時代やなぁ…」「右サイド高速駆け上がりからの正確なセンタリングは最高だったぜ!イチ、お疲れ様!」「エスパルスを支えた最高のサイドバック!」「風にも負けないドンピシャの質の高いクロスまだ見たい!」「指導者として活躍してほしい!」「キャリアの最後をヴァンラーレ八戸に捧げてくれて感謝!」などの声が挙がっていた。
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— ヴァンラーレ八戸FC (@vanraure) 2016年10月29日