すでに2ndステージ優勝は決めている浦和。だが“失速の浦和”と呼ばれてきた男たちには、年間勝ち点1位を獲って、秋の風物詩の汚名を返上する戦いも残されていた。
横浜FMの堅い守りに苦しめられ、再三のチャンスも得点を奪えない浦和。それでも後半21分、エリア付近でのパス回しから関根貴大がシュート。GKに止められるも柏木陽介がこぼれ球を蹴り込んで先制した。
【ゴール動画】細かなパス回しで浦和が攻め込み、最後は柏木 陽介(浦和)がこぼれ球を押し込んで先制ゴール!明治安田J1のゴール動画を公開中!▼ https://t.co/8bhI5dfTGw #Jリーグ pic.twitter.com/FyZCP4DuEZ
— Jリーグ (@J_League) 2016年11月3日
後半40分にマルティノスの同点ゴールで追いつかれた浦和だが、他会場で川崎Fがガンバ大阪に2-3で敗れたため、年間勝ち点1位が決定した。
浦和のMF阿部勇樹は年間1位になれた要因について、「昨季だったり、悔しい思いをしてきたので、そういうのがリーグ最後の残り何試合で『失速』って書かれ方もするし、言われ方もしてきたので、そういう悔しさもあった」とコメントしている。
悲願の年間勝ち点1位、そしてJリーグチャンピオンシップ(CS)でのシードを手にした浦和。10年ぶりのリーグ制覇を目指すチームにファンは、「今年はレッズが年間王者になりそうな気がする!」「ドローはいただけないけど天皇杯、チャンピオンシップに切り替えていこう!」「年間1位おめでとう。チャンピオンシップも勝つぞ」「最高だ。ありがとう!」などの声を寄せている。
[試合結果] 浦和レッズ 1-1(前半0-0) 横浜F・マリノス 得点者:66分 柏木陽介、85分 マルティノス(横浜FM) 入場者数:56,841人[13:33・埼玉スタジアム] #wearereds #urawareds #浦和レッズ pic.twitter.com/s1IXFASI6z
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) 2016年11月3日