ジャパンハーヴェストは、国産食材のトレンドを知る・触れる・試せるほか、トラクター試乗、牛の搾乳・哺乳などが体験できるイベント。丸の内仲通り・行幸通りを舞台に4つのエリアにさまざまな飲食・試食・体験コーナーを展開する。
初日のステージイベントに登壇したベイカー選手は、「僕自身、自分で植えたものを食べるのが楽しい」と切り出し、バランスのとれた食事の重要性、農業に対する想いなどについて語った。
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「農家を営む親戚がいて、農作業を何度か手伝ったことがある。じゃがいもの種をまいたり、たまねぎを収穫したり。僕自身、小さいころから農作業が大好き。アスリートにとって食事は、練習、休養とならんで大事な三要素。食事によって、次の日の疲労が違う。野菜をしっかり食べると次の日が万全と感じた。次の日のモチベーションも違う」
「リオオリンピックも、食事に心がけて挑んだ。全日本のナショナルチームは専門の栄養士がつき、貧血を感じるとひじきやレバーを食べて体を整えた。月に一回の採血も行って、いま自分の体に何が足りないかもチェックしてきた」
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毎日の食事のなかでも、肉、野菜、炭水化物のバランスにこだわったとベイカー選手はいう。
「選手村とは別に、ハイパフォーマンスセンターに専属栄養士がいて、肉と野菜と炭水化物のバランスのよい食事を心がけた。この食のバランスへのこだわりが、日本の(史上最多の)メダル最多獲得につながったと思う。肉をいっぱい食べると、野菜もいっぱい食べなければならない。肉が大好きな僕は、温野菜をいっぱい食べる。リオオリンピックの試合当日は、朝からステーキを食べていた。だからこそ野菜もバランスよく食べるようにしている」
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丸の内仲通りや行幸通りなどが「農園」と化すジャパンハーヴェストは、11月5日・6日の11時~16時に開催。