そもそもスーパームーンとは、月が地球に最も近づいたタイミングで満月を迎えた月のこと。実は月が地球の周りを公転する際の軌道は楕円形であるため、月と地球の距離は日々近づいたり離れたりしています。
【ほしぞら情報】11月14日の満月は今年の満月の中で最も大きく見えます。上ってきたばかりの満月はそれほどまぶしくないため、表面の様子をよく観察できます。月が低いうちに、その大きさと模様を楽しみましょう https://t.co/U6ZktTauZb #国立天文台 pic.twitter.com/sJaRMITcio
— 国立天文台 (@prcnaoj) 2016年11月13日
因みに2016年一番大きい満月(11/14)と、小さな満月(4/22)の差がこちら。その違いは歴然ですよね。
聞くところによると、一番近い月は遠い月に比べて、最大14%大きく、30%明るいのだそう。
では今回のスーパームーン、何がただのスーパームーンじゃないのかというとその近さ。今回の満月で、月と地球の距離は約35万6000kmまで近づくのですが(20時21分頃)、ここまで接近するのは1948年1月26日以来、まさに68年ぶりなんです!しかも今回の次のタイミングは18年後の2034年11月26日…これは拝まないわけにはいきませんよね。
14日は月が20時21分に近地点を通過し、22時52分に満月となります。これが今年最も大きく見える満月です。68年ぶりの急接近、この瞬間に生きていることは幸運です。あいにくの曇り空ですが、ぜひともご覧ください。