アジア東地区を制した全北がホームに西地区王者のアル・アインを迎えた試合は、前半から互いに激しいプレーを見せるもスコアは動かない。アル・アインは元鹿島アントラーズのMFカイオがシュートを放つもゴールは奪えなかった。
試合が動き出したのは後半18分、アル・アインのオマル・アブドゥルラフマンが右サイドで相手DFを引きつけ、3人に囲まれたところからクロス。ダニーロ・アスプリージャがボレーシュートで先制点を決めた。
ホームでリードを許した全北だが後半25分、エリア手前でボールを持ったレオナルドが右足一閃。強烈なミドルシュートで同点に追いつく。さらに全北は後半32分、エリア内の競り合いで選手が倒されPKを獲得、レオナルドが落ち着いて決め逆転に成功した。
アル・アインは元サンフレッチェ広島のFWドウグラスも投入したが追いつけず、第1戦はホームチームの先勝で終わった。
FULL TIME #ACLFinal | An exciting first leg ends with @Jeonbuk_hyundai holding the advantage! #ACL2016 #JEOvAIN pic.twitter.com/OrebsacoaY
— AFC Champions League (@TheAFCCL) 2016年11月19日
アジア王者を決める戦いにサッカーファンからは、「オマルはヨーロッパ行ってほしいなー。もっとプレー観たい!!」「2ndレグも楽しみやー」「2戦目1-0で良いわけだからアルアインにとっても悪くない結果」「アルアインにとってはアウェイゴールとれたし悪くない結果」などの声が寄せられている。
広いアジアを東から西へ横断して行われる決勝戦。セカンドレグの舞台UAEは、11月でも気温が30度に迫る。タフな環境への適応力も試さされる。