歩き始めたばかりの子どもから大人までが、彼らの指導のもと夢中でラグビーボールを追いかけた。
雨がやみかけた11時過ぎ、神宮外苑千駄ヶ谷フットサルコートに出てきた親子たちは、現役ラガーマンたちのアドバイスを受けながら、パス、タックル、キックなどを実践。「ハイ、もう終わり!」という笛が鳴ったあとも、子どもたちは夢中でボールを運んだ。
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このイベントを仕掛たのは、ラグビー日本代表オフィシャルスポンサーのロバート・ウォルターズ・ジャパンと、日本ラグビーフットボール選手会。同選手会の代表理事を務める廣瀬氏は、「親子の走り回る姿を見て、うれしかった。いままでは大人向けファンイベントとか子どもたちだけのスクールとかだったけど、こうしてファミリーで楽しめるラグビーイベントは初めてでユニークな試み。みんなよろこんでもらったと思う」と語る。
また、ロバート・ウォルターズ・ジャパンのデイビッド・スワン社長は、「家族といっしょにラグビーを初めて楽しんだ。家でちょっとボールを持つぐらいはやるけど、こうしてラグビーのスキルをアップさせるレクチャーを、現役ラガーマンから受けながらは初めて。家族で練習できてうれしい」と話していた。
英国ロンドンで設立し、世界25カ国に拠点を持つロバート・ウォルターズは、グローバル人材の活躍を支援する人材会社。その日本法人は、「さまざまな国籍の選手たちがチーム体制で一丸となって世界へ挑戦を続けるラグビー日本代表を応援している。スポンサーシップを通して今後も代表選手たちのさらなる活躍と、ラグビーの普及に貢献したい」という思いから、このイベントを開催したという。