ウェールズ相手に真っ向勝負を挑んだ日本は、山田章仁のトライなどで世界ランク6位の強豪に食らいつく。後半には福岡堅樹、アマナキ・ロトアヘアのトライで一時同点に追いついた。しかし、残り9秒でウェールズはサム・デーヴィスがドロップゴールを決め、なり振り構わない形で勝ち越し点を奪う。
大金星は逃した日本だが世界トップクラスの強豪相手でも、自分たちのラグビーができれば戦えるという手応えをつかんだ。立川理道は、「あまりスコアを離されずに、こちらもスコアを重ねていけたので、相手としてもプレッシャーがかかっていたと思う」と試合を振り返る。
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立川理道 参考画像
(c) Getty Images
「最後に勝ちきれなかったのは、自分たちが攻撃したいエリアでアタックできなかったので規律を含め反省は残ったが、全体的には自分たちのやろうとしていることができた」
日本は次週11月26日に欧州遠征最後の試合として、世界ランク10位のフィジー代表と対戦する。