ラウンド・ロビンで錦織圭と3時間20分、準決勝ではミロシュ・ラオニッチと3時間38分の激闘をこなしてきたマレー。だが決勝でも無尽蔵のスタミナが衰えることはなく、世界ランク1位奪回を目指していたジョコビッチをストレートで退けた。
これまでO2アリーナのサーフェスは苦手と言われ、地元英国ロンドンでの開催ながらファイナル制覇がなかったマレー。宿敵ジョコビッチを下しての初優勝を喜んだ。
「この2、3年で僕はノバクに大きく負け越してきた。この試合は僕が次のレベルに行くための大一番だった。タフな内容だったが僕にとっては来年に向けて弾みをつける結果となった」
今シーズン途中にイワン・レンドル氏との師弟コンビを復活させ、3年ぶり2度目のウィンブルドン制覇や五輪連覇など輝きを放ったマレー。この勢いは来シーズン以降も続くか。
An #ATPFinals trophy and year-end World No.1, just some #MondayMotivation courtesy of @andy_murray https://t.co/i880vzSiWq pic.twitter.com/OlCNFat1pw
— ATP World Tour (@ATPWorldTour) 2016年11月21日