川崎フロンターレ・中村憲剛、小林悠の残留「嬉しかった」…CS敗戦で「期待を裏切ってしまった」
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
この日は『想い』とエントリー。「自分も含め、フロンターレを愛する全ての人がどれだけ今年に期待をかけてくれていたか」と中村。今季のリーグ戦、川崎はファーストステージから優勝争いするが、無冠のままリーグ戦を終えている。
ホーム・アウェー問わず駆け付けたファン、地域の人々のバックアップもありたどり着いたCSの舞台。「そこで負けてしまった悔しさ、みなさんの期待を裏切ってしまった悲しさ、自分自身への情けなさ、失ったものの大きさから試合直後は情けない話ですが何も考えられませんでした」と敗戦直後の心境をつづった。
CSから数日が経ち、「いろんな人と話したり、電話したり、メールをしたり、家族と過ごす中で少しずつ日常に戻っていますが、それでもふと何もない時に考えてしまうのは未だに試合のことばかりです」と悔しさが残る日々が続いているようだ。
「ここで立ち止まっていてはいけない、気持ちを前に進めていかなければいけない」と少しづつ前を向き始めた中村のもとへ、チームメートのFW小林悠がチームに残留するとの連絡が本人から入ったという。
今季15得点挙げた小林は、川崎を退団し他クラブへの移籍が報じられていた。中村は、「正直、嬉しかった」と朗報に喜びを表している。
小林は自身のブログで残留することをファンへ報告。「最大の決め手はサポーターの皆さんの存在で。」とファンからの残留を願う声、これまでの温かい応援で川崎との契約延長を決断したことを明かし、ファンへ感謝の気持ちをつづっていた。
中村は、小林の感謝の想いに賛同して、「フロンターレでタイトルが取りたい」との強い決意を表した。
最後に、「今、チームはオフで新たに天皇杯へと向かうための英気を養っています。勝手ですが、これからも一緒に戦ってください。よろしくお願いします」と中村は天皇杯のタイトル奪取に意気込みを示している。
天皇杯で8強入りしている川崎は、12月24日に味の素スタジアムでFC東京と対戦。準決勝進出をかけた戦いに臨む。決勝は2017年1月1日に吹田市立サッカースタジアムで行われる。
中村のブログにファンからは、「よし!時計が動き始めた!」「憲剛の言葉をずっと待っていました!」「どうか謝らないでくださいね。誰も悪くありません!」「小林悠選手の残留、涙が出るくらい嬉しかったです!」「私達も、憲剛さんの想いを聞けたので、今日から次の目標に向け一緒に闘う準備ができました!」「天皇杯、最高の笑顔を見せてください!」などのコメントが寄せられていた。
《桜川あさひ》
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