激動の2016シーズンを締めくくる2ゴールだった。8月20日の湘南ベルマーレ戦で途中交代の指示に激昂、石井正忠監督に反抗的な態度を取りクラブから厳重注意を受けた金崎。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督からも問題視され、代表落ちを宣言された。
苦しい時期を乗り越えての優勝とMVPに金崎は、「家族だったり、自分をずっと支えてくれた親友であったり、自分に関わってくれた人に感謝したいと思います」とコメントしている。
今シーズン10得点の金崎だが、大半は1stステージで挙げたもの。2ndステージではゴールから遠ざかり、CSに向けて心配もされていた。しかし、エースは大舞台で復活、準決勝の川崎フロンターレ戦も含む3試合で3ゴールを挙げた。
「結果論ですけど。2点絶対取らないとダメということで、戦い方がはっきりして逆にそれが良かったかなと思います。1点目はヤス(遠藤康)のクロスが良かったので合わせるだけでした。2点目はPKだったけど、しっかり取れて良かった。(鈴木)優磨には悪いけど譲ってもらいました」
【#JリーグCS 浦和vs鹿島】
— Jリーグ (@J_League) 2016年12月3日
MVPは #鹿島アントラーズ #金崎夢生 !!https://t.co/25LRuz0vOE https://t.co/zdhnoUVmFN
チームに7年ぶりのリーグタイトルをもたらした金崎にファンからは、「神ってる」「優勝するときは、これくらい活躍する選手が出てきますね」「素直におめでとうだね」「2ndステージは調子を落としていましたが、CSで3得点の勝負強さはすごい」などの声が寄せられている。