去年に続く出場となった奈良は、「今年も違ったチームで楽しい三日間でした。トップの選手のプレーも観れて、自分自身も充実した三日間でした」と記者会見で笑顔を見せた。
奈良くるみ選手「充実した三日間でした」
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年12月4日
コカ・コーラ IPTLお疲れさまでした!#奈良くるみ #japanwarriors #IPTL2016 pic.twitter.com/AHIsBSo0TE
今回のコカ・コーラ IPTLには、錦織圭(日清食品)や元世界女王のマルチナ・ヒンギス(スイス)、元世界ランキング1位のマラト・サフィン(ロシア)などビッグネームが顔をそろえ、テニスファンはもちろん奈良にも魅力あふれる大会になったようだ。
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奈良くるみ
コカ・コーラ IPTLは団体戦で行われ、チームメートが試合中には声援を送る一方で仲間と談笑する姿も見られる。エキシビジョンの意味合いが強い大会だけに選手たいはリラックスしていることもあり、話している内容は「けっこうくだらない話が多い」と奈良は頬をゆるめる。
「誰がカッコいいとか、どれ選ぶ?とか(笑)。錦織選手がスゴいと監督やサフィン選手がすごく驚いていたのが私には印象的でした」
カッコいい選手については、「ロペスかベルダスコか、(隣に座っている)ゴンサレスか、どれか?って言われたので、ポイント稼ぎでゴンサレスって言っておきました。ふふふ」と思い出して笑う。
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奈良くるみ
奈良は12月5日付けの世界ランキングで78位だ。日本人女子選手としては、40位の土居美咲(ミキハウス) 、48位の大坂なおみ(日清食品)に続く3番目に位置している。最後に来年の目標について語った。
「今年ちょっと休んでしまったときがあって、そのおかげで本当にテニスがフレッシュな前向きな気持ちでできている。去年よりも緊張する場面でもちょっと楽しめている自分もいるので、来年も同じ気持ちで頑張っていければまたチャンスがどこかでやってくると思うので、それに向けて頑張っていきたい」