本プロジェクトは、海外のトップリーグに挑戦する選手がほとんどいない日本バレーボール界の現状を改善するためのもの。中央大学バレーボール部では、部員の「短期海外派遣や本格海外挑戦支援」に加え、小・中学校のジュニア世代の選手たちのためにバレーボール教室などを開催する「選手育成」、将来性のある選手を中央大学へ迎えるための「選手発掘」も行う計画だ。
トレーニングギアの「SIXPAD(シックスパッド)」を展開するMTGがサポート企業となり、シックスパッドを提供して選手たちのトレーニングをサポートする。
@cyclestyle_net プロジェクトサポート企業、株式会社MTGのトレーニングギア「SIXPAD」を石川選手が使用しました!#石川祐希 #SIXPAD pic.twitter.com/0t8HPTSSaU
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年12月5日
プロジェクト第1弾として、6日よりイタリア・セリエAのラティーナへ挑戦する石川選手への支援を行う。
中央大学男子バレーボール部の松永理生監督は、「プロジェクトの始まりは、石川が中大に来たことがきっかけ。監督として、良い環境を整えてあげたかった。他の大学にはないものを作りたかった。中大独自でやることにも抵抗があったが、率先して行うことで日本のバレー界がよくなることを信じている」とプロジェクトに期待を寄せた。
中央大学は先日行われた全日本大学男子選手権で東海大学を下し、3年連続15回目の優勝を果たした。次期キャプテンとなる石川は、「来年も四冠達成できるようにチームをまとめていきたい」と抱負を語る。
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石川祐希
また、明日から挑戦するイタリア・セリエAに関しては、「2度目の挑戦となりますが、前回よりも強い意志を持って臨んでいきたい。応援してくださる方々に感謝の気持ちを忘れずに精一杯戦っていきたい」と強く語った。