パラリンピックドキュメンタリーシリーズ第8回、車いすテニス・国枝慎吾が登場
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『WHO I AM』は、国際パラリンピック委員会（IPC）とWOWOWの共同プロジェクトだ。第1シーズン全8回最後の放送となる今回は、車いすテニスの国枝慎吾が登場。絶対王者・国枝の苦難の一年とリオパラリンピックまでの軌跡を描く。
国枝は2004年、初のパラリンピックとなったアテネ大会で男子ダブルス 金メダルを獲得。2008年の北京、2012年のロンドンではシングルスで金メダルを手にした。グランドスラムで優勝20回、2008年～2010年にかけてシングルス107連勝という世界記録も樹立している。
国枝は9歳の時、脊髄に腫瘍が見つかり両足の自由を失った。母の勧めで車いすテニスを始めたのは、11歳の時だ。17歳から現在のコーチである丸山弘道氏の指導を受け、本格的に競技に取り組むようになった。
2016年はリオパラリンピックを前に、1月の全豪オープンで初戦敗退。4月には4年前にもメスを入れた右肘を再び手術したが、全仏オープンで痛みが再発。シングルス初開催だったウィンブルドンを欠場し、ギリギリの状況でリオパラリンピックに出場した。
番組では、国枝のキャリア、2016年の心と身体の変遷、シングルス3連覇に挑んだリオパラリンピックに迫る。放送はWOWOWプライムにて、12月17日（土）よる9:00から。2017年1月3日（火）深夜1:30からは、WOWOWライブにて2016年シーズン全8回を一挙放送する。
《美坂柚木》
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