ボクシング・村田諒太、世界前哨戦でKO勝利 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ボクシング・村田諒太、世界前哨戦でKO勝利

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村田諒太がブルーノ・サンドバルにKO勝利(2016年12月30日)
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WBO世界ミドル級3位の村田諒太が12月30日、ブルーノ・サンドバル(メキシコ)とノンタイトル10回戦を行い、第3ラウンド2分53秒でKO勝利した。

2012年のロンドン五輪ミドル級で金メダルを獲得した村田。世界前哨戦と位置づけられた試合で対戦したのは、元WBC米国王者のサンドバルだった。序盤から右の強打を狙っていく村田。何度か顔面をとらえるが第1ラウンド、第2ラウンドはまだサンドバルにも力が残っていた。

決着は第3ラウンドだった。村田の右が当たるとサンドバルの動きが怪しくなる。しばらく立ち続けていたが、間を置いてリングに倒れた。当初レフェリーはスリップと判断したが、村田は「拳の感触はあった」とパンチによるダウンであることを確信していた。

立ち上がる意思は見せるも足がついてこないサンドバル。10カウント以内に立ち上がることができなかった。

1年半ぶりに国内で試合を行った村田。勝利インタビューでは、「お客さんの目が気になりますし、国内で試合をするのは難しい。また判定だったらボロクソ言われると思った」と場内を笑わせた。


2017年に念願の世界タイトル挑戦かと期待される村田。本人も「やりたい」と言う一戦にボクシングファンからは、「竹原を超えるようなミドル級のチャンピオンを期待してます」「まだ世界レベルの強打者と対戦してないから、ディフェンスでは真価を試されてない気がする」「成長がすごい。一年前は難しいかと思ったが、今ならあの右が当たればと期待できる」「ミドル級じゃなかったらとっくに挑戦してる。ミドル級の層が厚すぎ」などの声が寄せられている。

《岩藤健》

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