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井上尚弥、河野公平にTKO勝利…ロマゴン戦へ期待高まる

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井上尚弥、河野公平にTKO勝利(2016年12月30日)
井上尚弥、河野公平にTKO勝利(2016年12月30日) 全 3 枚 拡大写真
WBOスーパーフライ級タイトルマッチが12月30日に行われ、王者の井上尚弥が挑戦者の河野公平を第6ラウンド1分1秒TKOで破った。4度目の防衛に成功した井上はプロ戦績を12戦全勝(12KO)とした。

第6ラウンドに強烈なフックでダウンを奪った井上。立ち上がってきた河野から、一気の連打で再びダウンを奪うとレフェリーがストップした。最近は強打者の宿命でもある拳のケガ、練習での追い込みすぎによる腰痛と負傷が相次ぎ、不完全燃焼な試合が続いていた井上。しかし、今回はコンディションを良好に保ち、元王者相手に綿密な作戦を練って完勝した。


2017年には世界4階級制覇王者“怪物”ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との対戦が熱望されている。9月にカルロス・クアドラスとのWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチを制したゴンサレスも、試合後のインタビューで「世界が注目するビッグマッチだが」と水を向けられ、「やりたい」と井上との対戦を希望した。

ロマゴンが4階級制覇、井上尚弥との統一戦にも前向き

さらなる飛躍が期待される井上にボクシングファンからは、「日本人でここまで強いボクサーは例がないかもしれない」「河野も世界レベルの力は持ってると思うけど、井上が力の差を見せつけたな」「ロマゴン戦はやってほしい。来年中にまとまることを期待」「井上の試合は面白いね」「世界中のボクシングファンがラスベガスでロマゴン戦を見たがってる」などの声が寄せられている。

《岩藤健》

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