陸上王者ファラー、騎士爵授与に感激「夢見たこともなかった」
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
2016年末に発表された叙勲名簿ではスポーツ界から、男子テニスで英国選手初の世界ランク1位を獲得したアンディ・マレー、陸上女子七種競技ロンドン五輪金メダリストのジェジカ・エニスヒル、パラリンピックの馬術競技で11個の金メダルを獲得したリー・ピアソンらもナイト爵位を受けることが決まった。
サー・モハメド・ファラーは、「素晴らしいスタートだよ」と新年の訪れを喜んだ。
「アスリートとしてこんなことに到達するとは夢にも思わなかった。若いころに望んだことは、母国を代表することだけだった。自分の国から認められて爵位を授けられるなんて信じられないよ」
トラック上で勝ち取ったメダルと比べてどうですかとの質問には、「まったくの別物だよ」と答えている。
「メダルに関しては全面的にコントロールが利く。私が愛することであるし、そのために頑張って練習する。今回の件に関しては自分ではコントロールできないものだ。民衆や人々や祖国から認められなければならない。とにかく光栄で夢見ることさえないものだったよ」
《岩藤健》
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