会見では次のステップに名古屋を選んだ経緯を、「昨シーズンの最初から、川崎フロンターレでの仕事は今年を最後にしようと自分の中で決めていました。それからグランパスの大森(征之)強化部長と知人を介して食事をする機会があり、そのときは正式な話はありませんでしたが、何度か話を重ねるなかでこのクラブは面白いなと思うようになりました」と語った。
「グランパスのあるこの土地には、まだまだ力があると思っていました。グランパスというクラブ、そしてファン・サポーターの皆さまにもすごい熱があると感じていました。このオフシーズンにも、これだけの選手が集まる、それだけこのクラブの魅力は大きいと感じさせられました。これだけの選手が集まることを見ても、私が感じていたことに間違いはなかったと思い、もう一度挑戦したいと感じています」
名古屋でも川崎で見せたようなサッカーを継承するのかという質問には、「私自身は、パスサッカーだとかポゼッションサッカーという言葉を自分から言った事は一度もありません」と返答。選手が変わればチームの個性も変わる。いまいる選手たちの特徴を生かしていきたいとした。
“一言でいえば、楽しみしかありません。今は早く選手に会いたいという気持ちです”
— 名古屋グランパス 公式 (@nge_official) 2017年1月13日
風間八宏新監督の就任記者会見を、本日クラブハウスにて行いました。
風間新監督、共によろしくお願いいたします??
◇風間八宏監督 就任加入会見https://t.co/D4HAeYiAlM pic.twitter.com/OIMbSOWqvM
風間監督の就任にファンからは、「この人以上の適任はいない」「風間さんグランパスをよろしくです」「風間監督応援してます」「最短でのJ1復帰が期待される状況で川崎と同じことはできない。どんなチームを作ってくるか興味ある」「川崎とは違った形の攻撃的サッカーになることは間違いない」などの声が寄せられている。
具体的な今シーズンの目標を、「日本のどのクラブと対戦しても負けないチームを作る」とした風間監督。初年度から大きな期待と注目が集まる。