記録的な活躍を続けるハーデン、OBからも絶賛の声
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
NBA史上初の50得点、15アシスト、15リバウンド超えでのトリプルダブル達成。もともとNBA屈指の点取り屋として知られたハーデンだが、ポイントガードを任されるようになったことによる意識改革かアシストも増えている。
ハーデンの活躍に支えられてチームも好調。ロケッツOBのディケンベ・ムトンボはウェスタン・カンファレンスで3位につける古巣に、「現在のチームの戦いぶりに感心している。ロケッツがいまの戦い方を続けることができれば、プレーオフ進出も十分にあり得る」と期待を寄せた。
「ジェームズ・ハーデンはボールを持ちすぎると批判されてきた。自分ひとりで得点を狙いすぎだとね。だが、コンスタントに最高のプレーを見せてくれている。トリプル・ダブルを達成し続けている。私は1シーズンで2回達成することすらできなかった。だからハーデンに敬意を持っているし、その活躍ぶりを称えたい」
もちろんロケッツの好調はハーデンだけが要因ではない。自分が決めれば加算される得点と違い、アシストはパスを出した先の選手が決めてくれなければ記録されない。また、長時間のプレーで精度が落ちるハーデンをうまくベンチに置きながら、休ませつつ戦えているチーム力も称賛されるべきだろう。
《岩藤健》
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