これにより、西武ドームは3月1日からメットライフ生命の名称を冠し、「メットライフドーム」となる。
会見には、今季から指揮をとる埼玉西武ライオンズの辻発彦監督、今季から新キャプテンを務める浅村栄斗内野手が登壇。
浅村は左胸に「C」(キャプテン)のマーク、背中には「入団当時から目標としていた」という背番号「3」の入ったユニホームを初披露。
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入団当時からの目標だった背番号「3」
球場の名称が新しくなることに加え、自身の立場や背番号も一新されることから、「新しい気持ちでスタートできると思う」「身が引き締まる思い」と今季へ向けた意気込みを示していた。
辻監督はキャプテンに指名した浅村に対して、「やってもらわないとこまる選手」と期待を寄せつつも、「Cのマークが入ったからといって、気負い過ぎなくていい」とこれまで通りのプレーを望んでいた。
会見の前半には、メットライフ生命の代表執行役・会長・社長・最高経営責任者 サシン・N・シャー氏と同執行役・専務・チーフカスタマーマーケティングオフィサー 谷貝淳氏、西武ホールディングスの代表取締役社長 後藤高志氏、西武ライオンズの代表取締役社長 居郷肇氏らが登壇。
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命名権5年間取得で合意、契約を締結
シャー氏は「このパートナーシップが長きにわたり続くことを願っている」とし、後藤氏は「グループ同士の交流を盛んにしていきたい」「チームとしては優勝、日本一奪回を目指す」と力強く宣言した。
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2008年の日本一を振り返る
会見の中では1985年のリーグ優勝や2008年の日本一など、球団の主だった歴史を振り返るスライドショーも流された。
昨年、1980年代後半から1990年代中頃の西武黄金時代に、チームをリードオフマンとして牽引した辻新監督が満を持して誕生。キャプテンも栗山巧外野手から浅村へと引き継がれた。そして球場も「メットライフドーム」になる西武。
2008年以来の日本一奪回を目指して、心機一転新たなるシーズンに挑む。