横浜DeNAベイスターズの新拠点「THE BAYS」は赤レンガ造の建築美…月額賃料260万円
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旧関東財務局は、1928(昭和3)年、日本綿花横浜支店として創建。終戦後、1960(昭和35)年に関東財務局横浜財務部が入り、2003(平成15)年に建物の所有者が横浜市に。4年前に横浜市指定有形文化財に指定し、その活用方法を模索していた。
建物は横浜に点在する赤レンガづくりの仲間。外壁にはスクラッチタイル、玄関や腰壁、コーニス(壁面最上部・区切りの水平帯)にはテラコッタが採用されているのが特徴で、「倉庫棟を併設する商社ビルとしては珍しい存在。横浜にある昭和初期のオフィスビルを代表するものとして、建築的・歴史的価値の大きい」(横浜市)。
横浜市は2015年からこの建物の躯体改修工事、耐震補強工事を実施。同時に「創造産業の集積」「にぎわい創出」を目的とし、この建物を活用し運営する事業者を公募。横浜DeNAベイスターズの事業展開を採用した理由を「スポーツ×クリエイティブという特色ある組み合わせにより、創業産業の中核施設としての位置づけの実現を狙おうとするもので、横浜らしい新たな創造産業創出の可能性を感じさせる点と、建物の活用だけにとどまらず、生活を含めた都市のあり方までも含んだ点を評価した」と伝えている。
横浜DeNAベイスターズは、同施設の内装・電気・機械設備の一部の工事を施し、テナントリーシング、施設運営などを継続的に行っていく。横浜市とベイスターズは、15年間の定期建物賃貸借を結び、ベイスターズが月額賃料約260万円(税抜)を払っていく。
同施設の新たな活用に取り組むベイスターズは、ここを「THE BAYS(ザ・ベイス)」と命名。地下1階をフィットネススタジオ、1階をカフェ・ショップ(+B)、2階をシャアオフィス、3階をミーティングルーム/多目的オフィス、4階を横浜DeNAベイスターズのオフィスとする構成で、「ここを拠点に横浜スポーツタウン構想を発展させていく」という。
《大野雅人》
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