横浜DeNAベイスターズ・岡村信悟社長、新拠点『THE BAYS』は「2階が肝」「“次の夢”を」
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THE BAYSは、地下1階、地上4階の赤レンガ造建造物の骨格・外観などをそのままに、横浜市が躯体改修工事・耐震補強工事を施し、横浜DeNAベイスターズが内装・電気・機械設備工事、テナントリーシング・施設運営などを行う。ベイスターズが横浜市に払う月額賃料は約260万円(税抜)。
フロア構成は、4階が横浜DeNAベイスターズオフィス、3階がミーティングルーム/多目的スタジオ、2階がシェアオフィス、1階がカフェ・ショップ「+B」、地下1階がフィットネススタジオという振り分け。岡村社長は「横浜市による耐震補強工事などはおよそ8億円かかった。
球団は2億弱ぐらいをかけてTHE BAYSの整備を行う。3月中をめどにすすめ、開幕までに間に合わせ盛り上げていきたい」と話していた。球団は「2階がカギ」という。
「この2階部分のシェアオフィスがTHE BAYSの肝となる部分。いま10団体前後と話をすすめている。4階のオフィス関連は、1月中に具体的な割り振りが決まる予定。球団事務所としての活用も想定している」
また、このTHE BAYSを「パイロット事業ととらえている」と伝えていた岡村社長は、横浜市などとともに、THE BAYSで培ったノウハウを、東京五輪までに横展開していく構えだ。
「THE BAYSは、規模的には小さいのであくまでパイロット事業のひとつととらえている。2020東京五輪までに、成果を活かしながら大規模化するとか、広域化するとか、も検討している。プロ野球の球団経営を球場でぐるぐるまわすだけじゃなくて、ビジネスモデルを拡大させて、協力企業などへも“次の夢”を広げていきたい」
「横浜市といっしょに盛り上げていく」と繰り返し伝えていた岡村社長は、今後のビジョンについて、こう伝えていた。
「こういう事業は、トライアンドエラーを重ねながらすすめるものと思っている。そもそも行政とのやり取りで成り立っているので、“公共性”を意識している。球団としては、パートナーを意識的に動かしていくことがカギ。自分なりに広がりにあるもの、将来の可能性があるものに視点をおきながら」
《大野雅人》
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