田中将大のWBC不参加、米国メディアも取り上げる | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

田中将大のWBC不参加、米国メディアも取り上げる

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田中将大 参考画像(2016年9月5日)
田中将大 参考画像(2016年9月5日) 全 2 枚 拡大写真
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が1月23日、今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場しないことを正式に表明した。田中の代表辞退は米国メディアでも取り上げられている。

『CBSスポーツ』は田中の発言を受けて、『ヤンキースのエース、田中将大はWBCで日本代表として投げない』と報道。田中の「様々なことを考えて参加しないことにした」という発言を紹介している。

地元紙『ニュースデイ』は田中の不参加に好意的だ。田中はヤンキースと7年総額1億5500万ドル(約175億円)の契約を結び、過去3シーズンで防御率3.12、39勝16敗の成績を残しているが常に健康上の問題を抱えていたと紹介。WBC不参加で余裕を持ってシーズンに臨めるだろうとしている。

「一般的に球団は選手の参加を望んでいないが、それを大っぴらに禁止することはできない。ケガは最大の懸念であり、選手が不参加を表明する理由でもある」

『ニューヨーク・ポスト』は田中の言う「様々なこと」を3つのポイントから解説している。

1.日本代表の試合は3月7日に東京で行われるため、スプリングトレーニング中のメジャーリーガーが参加するのは難しい。日本人メジャーリーガーで参加を表明しているのは、ヒューストン・アストロズの青木宣親だけだ。

2.田中は2014年に右ヒジの靱帯を損傷している。その後、ヤンキースと田中は右腕を大事に管理してきた。WBCのために仕上がりを早くするのは大きな注意が必要となる。

3.2014年に結んだ契約に従えば、今シーズンのオフにヤンキースとの7年契約はオプトアウトすることができる。

米国でも大きく扱われたWBC不参加。田中本人もツイッターを更新して、「今回自分なりに色々な状況を踏まえて、WBCは参加しない決断をさせていただきました」とファンに説明。小久保裕紀監督からの直接オファーは大変光栄としつつ、「シーズンに向けてしっかりと準備して、チームに貢献できるように頑張ります」とヤンキースでの活躍を誓った。


田中の代表辞退にファンからは、「マー君いないの残念だけど、シーズン頑張ってください」「怪我せずシーズンを完走してくれたらそれが一番です」「リスクもあるからな。シーズンに向けて、頑張って」「WBCで見られないのは残念ですが、長いレギュラーシーズンでキッチリ結果を出す方が大事です」「サッカーのワールドカップとの違いはなんなんだろうな」「サッカーに比べて野球は開催時期の問題がある。肘に不安がある中で、シーズン前に無理はできないのは理解できる」などの声が寄せられている。

《岩藤健》

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