ミランのレジェンドがリーグの違いを語る…「イタリアの賢いプレーは、イングランドではインチキ扱い」
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フリット氏といえばセリエAのACミランで数々の伝説を残した選手だが、キャリアを終えたのはイングランドのチェルシーだった。チェルシーでは2シーズンプレーしたが、1996-97シーズンには選手兼任監督としてFA杯も制している。
「イタリアとイングランドのサッカーには大きな違いがある。イタリアではエリア内で少しでも接触があって、選手が倒れてPKを獲得すれば賢いプレーだとみなされる。イングランドではインチキだと言われる」と話すフリット氏。1月21日のリーグ戦でマンチェスター・シティのラヒーム・スターリングが、エリア内で押されても倒れなかったプレーを例に挙げた。
「彼は相手ゴールに向けて走っていて押されても倒れず、最終的にゴールチャンスを逃した。PKを獲得して相手にレッドカードでもおかしくなかったかもしれない。再び同じことがあればスターリングは可能性に賭けるのではなく、倒れてPKを獲得するだろう。選手が倒れなくとも審判がPKを取るようにならない限りはね」
イタリアの場合は「選手が簡単に倒れすぎ」な場面も見受けられるが、反対にイングランドの選手は倒れなさすぎだと両国のサッカー観の違いを解説した。
《岩藤健》
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