サウサンプトンは2月11日、プレミアリーグ第25節・サンダーランド戦にアウエーで臨み、0-4で勝利した。吉田はフル出場し完封に貢献した。
試合後、「勝って家族と過ごす週末、すばら」と吉田。昨年11月に誕生した女児を抱える写真を投稿した。ピッチに立つ時と一転、穏やかな雰囲気が漂っている。
ファンからは、「しみじみ幸せ噛み締めてますね!」「幸せなのが伝わってきます!」「イクメンパパですね!」「パパしてますね!」「癒しですね!」「娘ちゃんにデレデレですね!」「娘さん目ぱっちりですやん!」「幸せ、いただきました!」などのコメントが寄せられていた。
第一子となる女児が誕生した際、吉田は「顔を長く長く長くして待った待望の親子契約が成立しました。元気な女の子です。最近インスタ、ツイッターと連動したもの以外ほとんど更新のなかったこのブログが、今後僕の子育てブログに変わる可能性は十分あります。笑」とブログで報告していた。
その後、「出産」と題したブログを3本投稿している。夫人はイギリスで出産したそうだ。
「ホームの試合の前夜真夜中に破水が起きました」と吉田。チームに連絡すると、「陣痛が始まったら試合中でも帰っていいから!」と試合には来てほしいと要請があったそうだ。
「まぁその試合ベンチだったんですけど試合見ながらプレーが切れたら携帯預けといたチームスタッフにアイコンタクトで確認という完全に心ここに在らず。笑」と当時の心境をつづっている。
夫人は子宮口が開かず帝王切開に。「日本だと帝王切開の場合オペ室(イギリスではシアターっていう)には同行できないそうですがイギリスでは1人オッケー。ガンダムでいえば、ヨシダいっきまーす。状態。しかもカメラ持ち込みOK」と吉田も手術室へ。
「大丈夫大丈夫、すぐ終わる」と吉田は、夫人を励まし続ける。しかし、「やべーじゃん!切り過ぎだろ!お腹切っちゃってるってー!リアルウォーキング・デッドじゃん!」と心の中ではパニック状態になっていたと振り返っている。
「赤ちゃんが出てきて泣き声が聞こえる。振り向く。地獄絵のようなお腹の向こうにまだへその緒が繋がってる赤ちゃん血だらけ。笑 吉田がまず思ったのは赤ちゃん顔濃っ。へその緒って白いんだ。髪の毛ふさふさ。です」
吉田は、自らがへその緒を切ったと明かした。「ママ泣く ベイビー泣く 吉田泣く 赤ちゃんが産まれたということよりも奥さんの頑張りへの感謝で涙が出ました」
産婦人科を舞台にした鈴ノ木ユウ氏の漫画「コウノトリ」から、吉田は「コウノトリ先生の名言をみなさんに送ります。『出産は母親にとって終わりじゃなくて始まりだから』と書き込む。「吉田家ベイビーは現状おかげさまでスクスクと育っていますが、父親も同じですね。」と続け、父としてスタートをきったばかりの吉田は、「頑張ります」と意気込んでいる。