サントリー「天然水」「伊右衛門」…2017年の展望を語る
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1.天然水
天然水は近年、「ヨーグリーナ」や「朝摘みオレンジ」といったフレーバーウォーターが登場し、人気を博している。そのような中でもプレーンの天然水も着実に売り上げを増やしており、いい相乗効果が生まれている。
また、時代の潮流も天然水成長の背景にあると言う。
デジタル機器などの文明の進化に伴う人間らしさの低下によって、より人間性の高い天然水を好む傾向があるとした。
これらのことを踏まえ、より多くの顧客を取り込むために、プレーンの天然水とフレーバーウォーターなどサブカテゴリーの創造という2つの観点から売り上げを伸ばしていく方針を述べた。
2.伊右衛門
伊右衛門は、「急須からPETへ、そしてGLOBAL化への流れの中で、お茶を通じて豊かな日本の生活文化を次世代に繋いでいく」というブランドビジョンを掲げている。
発売から13年が経過し、RTD(Ready To Drink:購入後そのまま飲める缶やペットボトル入り飲料)緑茶市場の中でも高い割合を占めるまで成長。そこで、より一層ユーザーが求めるおいしさを追求し、伊右衛門がこの度リバイタライズされる。
それでは、今までの伊右衛門と何が変わるのか?
●伊右衛門史上最大の一番茶使用量
“深蒸しタイプの一番茶”の「色・香り・呈味」を実現するために、一番茶の使用量を従来の約2倍に増量する。
●技術イノベージョン
“深蒸しタイプの一番茶”の「色・香り・呈味」を丁寧に分析するとともに、お茶に含まれる茶葉の粒子サイズ・分量をさらに厳密にコントロールする。
新しくなった「伊右衛門」は3月7日より発売される。
《北川雄太》
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