セレッソ大阪、3年ぶりのJ1は引き分け発進…安定した守備に手応え
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本拠地ヤンマースタジアム長居に3万人を超える観客が集まったJ1復帰初戦。だが両チームとも手堅いプレーが続き、大きな決定機を迎えられないまま一進一退の攻防が続く。後半に入ってC大阪は水沼宏太が負傷交代するも、代わって入った丸岡満が穴を埋めるプレーを見せた。
守備面では磐田のキーマンたちをうまくケアしたC大阪だが、攻撃面では得意の形に持ち込むことができなかった。
両チームとも開幕戦の硬さも見られた試合は0-0の引き分けに終わっている。
C大阪の柿谷曜一朗は試合を振り返り、「相手の戻りも早かったですし、そこまで前にというところはなかったと思うので、お互いあまり前に前にという感じではない試合展開になりました」とコメント。スコアレスドローという結果には、「チャンスは作れていたと思うので、最後のところを決めていれば勝ちを取ることができてたかなと思うと残念です」と話している。
同じくC大阪の山口蛍は無失点で終えられたことを評価。一方ここまでの調整では守備に時間を割くことが多く、攻撃面では今後に課題もあると語った。
「また試合をやっていけば攻撃の部分は、選手の距離感だったり、コンビネーションだったり、だんだんよくなってくると思うので。この結果をポジティブにとらえたい」
久しぶりのJ1でまずは勝ち点1を獲得したC大阪にファンからは、「守備は安定感があって安心して見られた」「守備が安定してるのは大事。攻撃も良くなれば今後に期待できる」「守備に関しては去年と雲泥の差。短期間でここまで良くなるとは」「昨年と違って終盤に失速せず、むしろ押し込んでいた」と今後に期待する声が寄せられている。
《岩藤健》
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