前日の試合では投打ともに振るわなかった侍ジャパン。初回、この日も1番に入った山田哲人内野手(ヤクルト)がいきなり見せた。真ん中寄りの甘い球を豪快に振り抜くと、打球は鮮やかな放物線を描いてスタンドへ。これまで打撃不振だった山田の一撃で幸先よく先制した。
勢いに乗った侍打線は5回表、走者一、三塁の好機を作ると、中田翔内野手(日本ハム)がセンターへ犠飛を放って3-0とリードを広げる。その後も攻撃の手を緩めず、6回表には満塁の好機で筒香嘉智外野手(DeNA)がレフトへ流し打つ技ありの2点適時打で7-0とすると、その後も効果的に加点して終始試合の主導権を握った。
投げては、先発の菅野智之投手(巨人)が4回3安打無四球無失点と期待通りの投球を見せ、2番手の石川歩投手(ロッテ)も危なげない投球で3回を1失点に抑えた。
侍ジャパンは3月3日に阪神、5日にオリックスとの強化試合を経て3月7日のWBC開幕戦を迎える。
試合結果
— 野球日本代表 侍ジャパン 公式 (@samuraijapan_pr) 2017年3月1日
CPBL選抜チャイニーズ・タイペイ 1-9 侍ジャパン
山田選手の本塁打など9得点で快勝! #侍ジャパンhttps://t.co/PeufdlD1md pic.twitter.com/uxftxFoNbJ