アントニオ・バレンシアのシュート性のクロスに、ゴール前でロホが触って押し込んだマンチェスター・U。公式戦7連勝へ幸先の良いスタートを切ったが、その後は追加点が奪えない。
前半40分にボーンマスのジョシュア・キングがPKを成功させ、同点で後半に折り返した。
マンチェスター・Uは後半27分に相手のハンドでPKを得るが、ズラタン・イブラヒモビッチのシュートはGKに読まれ失敗。最大の好機を逃したことにより試合は1-1のまま終了した。
●イブラヒモビッチとミングスの激しいバトル
この試合では序盤からイブラヒモビッチとボーンマスのDFタイロン・ミングスが激しくやり合った。前半には接触プレーで倒れていたイブラヒモビッチをミングスが飛び越えようとするも、着地で頭部を踏みつけてしまう。
対するイブラヒモビッチも後の空中戦でミングスにヒジ打ち。報復行為との声もあるプレーだがイブラヒモビッチはクラブ公式チャンネルのインタビューに答え、「僕は自分の身を守るために飛んだ。高く飛んで、彼が僕にぶつかってきた。自分は真上に飛んで、彼が不運にも自分の肘にぶつかった。ボールに向かったときに起こったこと。不運にも彼は自分の肘にぶつかった。故意にやったことではないよ。彼がケガをしていなければ良い」と話している。
ズラタンが試合後 #MUTV にミングスとの接触についてコメント:「自分はボールに触れようと飛んだ時に、彼が不運にも自分の肘にぶつかる形になってしまった。故意にやったことではない…彼がケガをしていないと良いんだけれど」 https://t.co/PATQNyuYfx
— マンチェスター・ユナイテッド (@ManUtd_JP) 2017年3月4日
マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督は会見で、イブラヒモビッチはミングスに対して何ら不満を漏らしていなかったと語っている。
「ズラタンも私も心が広い。サッカー界で長年やってきた。何か起こればメディアで嘆くような、そういう世代ではない。通路であいつに何か言われたとか、あいつに押されたとか。何かされたとか愚痴ったりはしない。我々はストリートサッカーの世代だ。心の広い男たちのサッカーの世代だ。起こったことは起こったこととして、話はそれで終わりだ。大事なのは結果であり、それ以外のことに何も意味はない」