リバプールのクロップ監督、サンチェスのベンチスタートも驚かず「17年監督をやっている」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

リバプールのクロップ監督、サンチェスのベンチスタートも驚かず「17年監督をやっている」

スポーツ 短信
右・アレクシス・サンチェス(2017年3月4日)
右・アレクシス・サンチェス(2017年3月4日) 全 2 枚 拡大写真
アレクシス・サンチェスのベンチスタートは驚きだったか。そう尋ねられたリバプールのユルゲン・クロップ監督は、「どんなラインナップだろうと驚くことはない」と答えている。

3月4日に行われたイングランド・プレミアリーグ第27節、アーセナルは今季17ゴールで得点王争いトップタイのサンチェスをベンチスタートにした。サンチェス不在の前半にリバプールは2点をリード。サンチェス投入後の後半には一時1点差まで詰め寄られたが、アディショナルタイムに追加点を挙げて逃げ切った。

多くの人間が不意を突かれたサンチェスの先発落ちだが、クロップ監督は冷静に対処できたと話す。

「私は17年間監督をしてきた。どんなラインナップだろうと驚くことはない。先週足を骨折した選手が先発なら、医師に会ってみたいと思うがね」

試合前には誰が出場するか分からないものだとクロップ監督。サンチェスが出場する場合を想定して分析してきたが、オリヴィエ・ジルーが先発する場合でも相応の緊張を強いられると語った。

「ジルーがピッチ上にいれば彼らの戦い方は変わってくる。クロスを上げてくるからだ。クロスの具体的な頻度は分からないが、上げてくるのは道理に適うことだ。だから我々にとって大きなアドバンテージではなかった」

アーセナルのアーセン・ベンゲル監督はサンチェスをベンチスタートさせた意図について、「空中戦に強い2選手を起用して、より直接的なプレーがしたかった」と説明している。その狙いが適切だったかはともかく、そういう意図ならジルーの高さや強さを頼りにするのは理に適っている。

ただ、クロップ監督が「アレクシスは途中出場で大きなインパクトをもたらした」と言うように、サンチェス投入後のほうが見どころの多い試合ではあった。

《岩藤健》

≪関連記事≫
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫

≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった

≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代

関連ニュース