WBO王者・井上尚弥「ゴンサレスが有利」…ゴロフキン&ロマゴン最強王者ダブル世界戦 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

WBO王者・井上尚弥「ゴンサレスが有利」…ゴロフキン&ロマゴン最強王者ダブル世界戦

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WBO王者・井上尚弥「ゴンサレスが有利」…ゴロフキン&ロマゴン最強王者ダブル世界戦
WBO王者・井上尚弥「ゴンサレスが有利」…ゴロフキン&ロマゴン最強王者ダブル世界戦 全 3 枚 拡大写真
WOWOWは、WBO王者の井上尚弥に、3月19日(日)に生中継する「ゴンサレス対シーサケット」戦に関して独占インタビューを行った。

「ゴンサレス対シーサケット」戦は、アメリカのマディソン・スクエア・ガーデンで行われる「エキサイトマッチ ゴロフキン&ロマゴン最強王者ダブル世界戦」の1戦として行われる試合だ。WBC世界スーパー・フライ級王者“ロマゴン”ことローマン・ゴンサレスが、元王者のシーサケット・ソールンビサイの挑戦を受ける。

WOWOWでは、46戦全勝(38KO)の戦績を誇るゴンサレス有利とみられているこの試合に関して、5月に次戦が計画されている同階級の井上に話を聞いた。

昨年、5月、9月、12月と3度の防衛を果たした井上は、自身について「9月の試合は腰痛の影響もあって納得いかない内容でしたが、12月(河野公平戦=6回TKO勝ち)は腰も拳も問題なく戦えたので良かったと思います」とコメント。

階級を上げる計画があるか聞かれると、「年内はスーパー・フライ級で戦い、来年はバンタム級に上げるつもりです。そのあと体重増を考えてスーパー・バンタム級まではイメージしています」と語った。

年内にもゴンサレスとの頂上決戦が期待される井上。昨年9月には、ゴンサレスがクアドラスに判定勝ちを収めた試合を視察に行ったという。そのときの感想を「ゴンサレスは確かに強いことは強い。でも、スーパー・フライ級に階級を上げて以前のようなパワーを感じなかったことも事実です」と話し、「ライト・フライ級やフライ級時代、相手が耐えきれなくなってしまったことがいっぱいあったのに、それは感じられなかった」とコメントした。

対戦相手となるシーサケットに関しては、「ずっとスーパー・フライ級で戦っているし、パンチ力もありますね。ファイターに近いタイプだと思います」と語った。

二人の対戦については、「良い意味でも悪い意味でも噛み合うので、スリリングな試合になるでしょう。ふたりとも好戦的なので、倒れる可能性はどちらにもあると思います。7対3ぐらいでゴンサレスが有利だとは思いますが、何が起こるか分からない。ゴンサレスにとってもリスクのある試合だと思います」とゴンサレスの勝利を予測した。

同時に、ゴンサレスのリスクとして「ゴンサレスが負けるとしたら一発を食った場合しかないでしょう」とシーサケットの一発を挙げ、「攻めて攻めて、コンビネーションを打っているときに食う不意の一発が怖いですね」とコメント。

彼らと戦う可能性がある井上は、自身を含めたゴンサレス、シーサケットの3人の強さを尋ねられると、「僕が一番ということはないですね。現時点ではゴンサレスを自分よりも上には見ているけれど、戦うとなったら五分五分と考えます。自分の方が抜きん出ている点も分かっているし、ゴンサレスの方が勝っている部分も分かっているし。そこを見たうえで五分五分だなと」と話した。

ゴンサレスと自身の試合に関しては、「スーパー・フライ級のチャンピオン同士として勝負したい。勝っても負けても得るものが大きいと思うので。12月に戦えればいいですね」と意気込みを語った。

「エキサイトマッチ ゴロフキン&ロマゴン最強王者ダブル世界戦」は、WOWOWライブにて3月19日(日)午前10:00より生中継。ゲスト解説として、井上とミドル級で世界挑戦を狙う村田諒太が出演する。

《美坂柚木》

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