【WBC2017】米国がサヨナラで白星スタート、元DeNA・モスコーソが打たれる
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
アメリカの先発はメジャーで2年連続200奪三振以上を記録しているクリス・アーチャー投手。立ち上がりからコロンビア打線を圧倒したアーチャーは、4回を無安打無失点、3奪三振。余力を残したまま41球で降板した。
0-0から継投に入ったアメリカ。しかし2アウトから3連打で2点を失う大誤算。コロンビアにリードを許す。
対するコロンビアの先発は昨季メジャーで13勝のホセ・キンタナ。アメリカ代表のジム・リーランド監督も、キンタナが投げるなら簡単な試合にはならないと警戒していた相手だ。その予言通りキンタナはアメリカ打線を五回まで無安打に抑えた。
それでもアメリカは六回に2アウトからブランドン・クロフォードが初ヒット。球数はまだ残っているため次の打者も投げられたが、ここでコロンビアは継投に入る。
だがコロンビアもリリーフが打たれて同点に追いつかれた。
緊迫した投手戦の中でコロンビアは元DeNAのギジェルモ・モスコーソ投手が、九回1アウト走者なしから登板。バスター・ポージー、ジャンカルロ・スタントンを打ち取って延長戦に入る。
コロンビアとしては延長十一回からのタイブレークに持ち込みたいところだったが、イニングをまたいだモスコーソが1アウトから連続四球。イアン・キンズラーは打ち取るも、アダム・ジョーンズにサヨナラのタイムリーを打たれた。
三塁にランナーがいたため、バッテリーはワイルドピッチの可能性があるチェンジアップを避け、ストレートでジョーンズを押し込む。だが3球ファールで粘られたあと、最後は決め球にチェンジアップを選択。これを低めに投げきることができず、高めに浮いたボールを痛打された。
日本とも縁の深い投手だけに試合後は、「モスコーソ無念」「一流メジャーリーガー相手に力で押すピッチングは見事だった」「あの高さにチェンジアップ投げて打ち取れるほどアダム・ジョーンズは甘くない」「チェンジアップで行ったんだが、怖がって高めになったのがもったいない」と多くのコメントが寄せられた。
《岩藤健》
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