【1964年】お嫁さんにしたい女性の職業は「BG」が1位…「BG」って?東京オリンピックの影響で死語に | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【1964年】お嫁さんにしたい女性の職業は「BG」が1位…「BG」って?東京オリンピックの影響で死語に

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1964年 銀行で働く女性たち(1964年1月13日)
1964年 銀行で働く女性たち(1964年1月13日) 全 2 枚 拡大写真
1964年5月に旺文社より発行された「高二時代」という雑誌には、「お嫁さんをもらうならこんな職業の人を」という読者アンケートの結果が掲載されている。

「お嫁さんをもらうならこんな職業の人を」

1 BG
2 事務員
3 無職
4 教員
5 銀行員
6 看護婦
7 スチュワデス
8 デパート店員
9 同職業
10 栄養士


さて、1位を飾る「BG」だが、ご存知の方はいるだろうか。今でいう「OL」である。当時、女子事務員は「BG(ビジネスガール)」と呼ばれていたのだ。

では、なぜこの「BG」は使用されなくなってしまったのだろうか。それは、東京オリンピックの開催にヒントがあった。

直訳すれば「商売女」となるビジネスガール。東京オリンピックを控える1962年、数多くの外国人観光客が日本を訪れると想定されたこの時、ある識者から「BGは英語圏の人に『売春婦』と誤解される可能性があるので、避けた方がいいのではないか」と指摘があったと言うのだ。

これを受け、実際にNHK放送用語委員会がオリンピックの開催される前年の1963年に放送禁止用語としたという話もある。

ある種公用語化したジャパニーズイングリッシュを使った看板や会話が、外国人観光客に無駄に与えてしまう悪印象を未然に防ごうとした取り組みだろう。といっても、1964年5月の「高二時代」には「BG」とはっきり記されているので、すぐにこの言葉が消滅したわけではなさそうだが。

ちなみに、なぜ「BG」から「OL」になったかということだが、雑誌『女性自身』編集部が1963年にBGに代わる語を公募したところ、1位が『オフィスレディ』だったところから、『OL』と頭文字化されて使われたということだ。

・参考文献
『高二時代』 旺文社 1964年5月

《編集部》

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