この試合もクレイグ・シェイクスピア監督は昨シーズンの優勝メンバーを中心に起用。岡崎もジェイミー・ヴァーディとのコンビで先発した。
前半から激しいプレスを仕掛けセビージャの攻撃陣を抑えようとするレスター。それでもリーガ・エスパニョーラ3位と好調のセビージャは前半4分、エリア内でボールを受けたサミル・ナスリがDFをかわしてシュート。いきなりのピンチはGKカスパー・シュマイケルの好セーブで難を逃れた。
なかなかチャンスを作れないでいたレスターだが同27分、左サイドからのFKでリヤド・マフレズの蹴ったボールがウェズ・モーガンの足に当たってゴール。欲しかった先制点が入る。
後半の早い時間にセビージャはセルヒオ・エスクデロのミドルがクロスバー直撃。レスターとしてはヒヤリとする場面だったが、直後にスローインから岡崎のシュートで反撃。これはブロックされるがこぼれ球をマフレズが拾い、岡崎を狙ったクロス。DFに弾かれたボールがマーク・オルブライトンの元に飛んでレスターが2点目を奪った。
後半29分にはヴァーディとナスリがボールと関係ないところで小競り合い。両者にイエローカードが出され、これが2枚目だったナスリは退場。セビージャは攻撃の中心選手を失う。
これで数的優位に立ったレスターだが同34分、シュマイケルがエリア内で相手選手を倒しPK献上。決められれば2戦合計3-3に並ばれる窮地だったが、シュマイケルが完璧にコースを読み切ってセーブ。ファーストレグに続く2戦連続PKストップで自らのミスを帳消しにした。
Full-time: Leicester City 2-0 Sevilla #LeiSev pic.twitter.com/jeUFgnFXzW
— Leicester City (@LCFC) 2017年3月14日
ホームで逆転劇を演じたレスターにファンからは、「レスターは変に小洒落たことしないほうが強いね」「レスターにはハードワークが似合う」「結局昨シーズンと同じ戦い方をすれば強かったんだな」「シュマイケルすごいな。行ける所まで行ってほしい」「シュマイケルが神。最高に面白い試合だった」などの声が寄せられている。