前田は初回を三者連続三振に切って取る最高の立ち上がり。二回は先頭のアルバート・プホルスに一発を浴びるも、続く3人を抑えて傷口は広げない。三回にも奪三振ショーを見せた前田は、プホルスのソロ弾以外はヒットを許さず四回途中でマウンドを降りた。
ナイスピッチングの前田にファンからは、「今年もローテを守ってくれそうだな」「今年もローテ守ってドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献してください」「打者の目が慣れてデータも揃った2年めが勝負」「1年目の経験を糧にして今年はもっとやる」と期待の声が多い。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は前田がストライクゾーン内に直球を投げ込めていたと評価。良いコントロールを持っていると前田の技量を高く評価する一方、「彼は時どき細かすぎるんだ」と崩れるときのパターンにも言及。今日の前田は自信を持ってゾーンで勝負できていたとコメントしている。