男性の手はフェンスを越えているようにも見える。プエルトリコ側は男性がキャッチしていなければ、スタンドに入っていなかったのではないかと抗議。ビデオ判定が行われることになり試合は中断した。リプレー検証の結果、クルーズのホームランが認められドミニカベンチは大喜び。
これだけで終わればたまにあることなのだが、この男性は四回にも再びザ・キャッチを見せる。
四回裏1アウト二塁で打席にはプエルトリコのエディ・ロサリオ。スライダーをとらえた当たりは右中間へ。フェンス手前でワンバウンドして高く跳ね上がったボールを、スタンドの男性が身を乗り出してキャッチ。そこには再び大喜びする例の男性がいた。
今回の判定はエンタイトルツーベースになったが、足の速いロサリオなら三塁打も狙えただけに物議を醸している。
They say catching one ball at a game is rare ... but TWO? #WBC2017 pic.twitter.com/lROwZ63I5B
— WBC Baseball (@WBCBaseball) 2017年3月15日
1試合で2度のキャッチに野球ファンからは、「彼は2度ともフェンスを越えていた。ケツを蹴ってやりたくなる」「彼は退席処分にすべきではないか?」「また同じおっさんがフェンス前でボールとりおった」「おっさんまたお前か」「観客のおっさん自重しろ 」「1回目はファン心理として手を出したくなるの分かると思ったけど、2回目もニヤニヤしてるの見たら腹立ってきた」などの声が寄せられている。
7日に行われた1次ラウンドB組の日本対キューバ戦でも、山田哲人(ヤクルト)がレフトへ放った打球を観客がキャッチ。検証の結果、二塁打となるプレーがあった。