メジャーリーグ公式サイト『MLB.com』はこの結果をただちに伝えた。日本が無敗のまま準決勝に進出したと報じる記事では、「日本は唯一WBC全大会でベスト4以上に勝ち残っている。だが2013年の準決勝でプエルトリコに敗れたことは日本の選手、ファン、野球界の痛手になっていた。この4年間、日本は2006年、2009年以来のタイトル獲得に集中してきた」と大会に懸ける侍ジャパンの意気込みを紹介した。
試合内容については、「日本は右腕の千賀滉大が最初の5イニングを投げた。イスラエルは九回開始時点で2安打に抑えられていた。アイク・デイビスのシングルヒットによって完封を阻止した。イスラエルはジョシュ・ゼイドが最初の4イニングを無失点に抑えた。だが2番手のディラン・アクセルロッドが六回に筒香から一発を浴びた」と伝えている。
“How To Break a Tie” - by Yoshitomo Tsutsugoh. #WBC2017 pic.twitter.com/NhQv7ZOd6S
— WBC Baseball (@WBCBaseball) 2017年3月15日
■今回の日本代表にはスラッガーがいる
先制のソロホームランを打った筒香嘉智は個別に掘り下げられている。
「日本の野球は長くスモール・ベースボールだった。しかし、今回の日本代表にはスラッガー(強打者)がいる。筒香は1次ラウンドB組のMVPを獲得し、イスラエルとの試合で大会3本目のホームランを打った。
25歳の筒香は横浜DeNAベイスターズのクリーンナップであり、昨シーズンは133試合に出場して44本のホームランを打っている。彼のホームランは疑いの余地がない当たりでセンター深くに着弾した」