野球を体験できるVRコンテンツ「VR Dream Match Baseball」提供スタート
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「VR Dream Match Baseball」サービス版は、2016年9月発表の「VR Dream Match Baseball」を国内外の展示体験会で得た声をもとにアップグレードし、同社オリジナルバージョンとして改良したVRコンテンツだ。野球選手の投球をリアルに再現。キャッチングから始まる体験の1球目では体験者の多くが恐怖を感じ、ボールを取りそこねると痛いと声をあげるほどのリアル感を持っている。
プログラムは、同社グループ会社のデジタル・ガーデンが「グラフィックの精度」「投手のリアルなモーション」「物理演算を組み入れた投球軌道と回転」を重視して再構築。球種が15種類に増え、スプリットフィンガードファストボールやホップ（浮き上がるように見えるボール）、物理演算で生み出す200キロのストレートなどが体験できる。投球軌道の監修は、データスタジアムが行った。
ミットとバットの感触フィードバックは、”バイブレーション”から”衝撃”に更新。展示体験会モデルで、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 Embodied Media Projectのハプティクス研究成果を活用し、同研究科の南澤孝太准教授の協力を得て開発した「衝撃搭載ミット＆バット」を使用していく。
サービス版は、「選手強化への協力モデル」「展示体験会モデル」「イベントやアミューズメント施設などへのリースモデル」「オンラインゲームプラットフォームやネットカフェでの配信モデル」の4つのモデルを提供・リース・販売していく。
《美坂柚木》
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