ロンブー田村亮、蛯原友里がボッチャに初挑戦…「2017ボッチャ東京カップ」
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TEAM BEYONDのユニフォームで登場した田村、蛯原は、赤・青それぞれ6球ずつカラーボールを投げ、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに近づける競技「ボッチャ」に初挑戦した。
都民・国民の障害者スポーツに対する関心を高めるための「TEAM BEYOND -TOKYOパラスポーツプロジェクト-」スペシャルチームにはサイトで募集した一般参加者も参加し、初戦で「東京都庁チーム」と対戦。
思うようにボールがコントロールできず、蛯原は「難しい!」とコメントしながらも、チームメイトの一般参加者に「上手いよ!」とエールを送った。ナイスプレーが出た時には、ハイタッチをする姿も見られた。
ボールコントロールを身につけた2戦目は「アクサダイレクト生命チーム」と対戦し、接戦に。ジャックボールにボールを近づけると、ガッツポーズも飛び出た。チームは残念ながら全敗に終わったが、蛯原は「初心者の私でも白熱して楽しめました」とコメントした。
一方、田村チームは初戦を勝利。準決勝進出をかけた2戦目では「TOPPAN BOCCIA CLUB」と対決した。審判の合図までは、コートに入るとファールになってしまうボッチャ。しかし、田村は一投球ごとにジャックボールへ駆け寄り、実況から「ファールになりかねませんね(笑)」と声が。チームは準決勝進出を逃したが、田村は「シンプルなのに作戦性が高くて面白かった!」とコメントした。
大会内でのスペシャルイベントでは、リオパラリンピックで日本ボッチャ史上初のメダルを獲得した廣瀬隆喜、高橋和樹、ゲストの田村、蛯原の4人がプレイ。廣瀬の戦略に田村は、「僕の思っていた戦略と全部違った。自分の考えつかない、想像を絶することが起こっていて、その戦略がイメージ通りプレイできるのがすごい」と語った。
また田村は、「今日やってみて、敷居は本当にかなり低いと思いました。戦術がこんなにあるんだと知り、自分が想像していた戦略が具現化できたときの喜びはすごいだろうなと思います。子どもからおじいちゃん・おばあちゃんまで、みんなできるスポーツなので、このまま広がっていって、どこかで子ども対おばあちゃんとか、いろんな対戦ができるのが夢見られていいなと思いました」とコメント。
蛯原は「今日ボッチャを体験させてもらって、すごく楽しかったです。こんなにすぐにできるスポーツだと思わなかったので、いろんな人にこれから広めていきたいと思いますし、2020年東京パラリンピック、ぜひがんばってください!応援しています」と日本代表メンバーにエールを送った。
2017ボッチャ東京カップは、障がいの有無、年齢、性別など一切関係なく、重度障がい者のために考案されたボッチャを誰もが楽しめる国内初の本格的なインクルーシブボッチャ大会。
《美坂柚木》
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