メンズゴルフウェアの単価が上昇…ゴルフウェアの購買行動調査
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2016年のゴルフウェア販売は、前年に比べ販売金額が6％減少した。メンズ・レディース別にみると、金額規模の75％を占めるメンズが金額前年比6％減、レディースは5％減となっている。
平均単価は、メンズが前年から4％上昇し、レディースは1％低下。メンズは、シャツとボトムスで平均単価が上昇している。レディースの平均単価が低下した要因は、ミドラーやアンダー・インナーウェアだった。月別では、堅調な月も見られた上半期に比べ、下半期は5月以降、過去2年の水準を下回り続けている。
また、過去1年以内にゴルフウェアを購入した20歳～69歳のゴルファー1,822人を対象にしたゴルフウェアの購買行動調査も実施。「ゴルフウェア購入時の重視点」を尋ねたところ、男性は重視点のトップがシャツ、アウター、ボトムスのいずれも「好きな色」だった。次いで「機能性」「価格の安さ」が選ばれている。女性も重視点のトップは「好きな色」。続いて「シルエット」や「機能性」となっており、「価格の安さ」を重視する人は少なかった。
「ゴルフウェアの購入場所」は、「ゴルフ・スポーツチェーン店」が最も多かった。次いで「インターネットのゴルフショップ」。一年以内に「インターネットのゴルフショップ」で購入した人は、男性40％、女性33％となっており、2014年の調査時に比べ、男女ともに1割以上増加している。
男性は、「ファストファッションブランド」での購入も増加傾向にあり、ファストファッションをゴルフウェアとして着用するという回答も多かった。
《美坂柚木》
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