ブラジルは前半34分にパウリーニョとのパス交換から、フィリペ・コウチーニョが左足で決め先制に成功。後半19分には左サイドでボールをもらったネイマールが、相手選手をふたりかわして自陣から独走。そのままエリア内まで持ち込んで自ら決めた。
誰にも止められない!!#ブラジル のエース、#ネイマール が自陣から独走ゴール。#W杯南米予選 は https://t.co/u4BaoHt81Q 配信中。 https://t.co/1XJ5l2eSjo
— DAZN ダ・ゾーン (@DAZN_JPN) 2017年3月29日
同41分にはパウリーニョがヒールで流したボールを、マルセロが鮮やかなチップキックで決めてダメ押し。ブラジルが快勝した。
南米予選で好調が続くブラジル。ネイマールは、いまのブラジルは自分頼みのチームではないとコメント。チーム力に自信を見せた。
「いつも言ってきたことだ。ブラジル代表がネイマールに依存しているということはない。僕らのチームはしっかり集中して謙虚に相手のことだけを考える。そういう意識でプレーすべきだと分かっているし、いままでもそうしてきた」
ブラジルは2016年のコパ・アメリカでグループリーグ敗退を喫し、W杯予選でも第6節まで消化した段階で6位と低迷していた。連続出場の記録を途絶えさせるわけにいかないブラジルは、コリンチャンスなどで数々のタイトルを獲得したチッチ監督に代表の再建を依頼。その期待に応えチッチ監督就任からチームは連勝を続ける。
チッチ監督がチームをブラジルらしい、正しい形にしてくれたとネイマールも指揮官の手腕を賞賛した。
「いまの僕らはサッカーができている。監督はそれほど多くの選手を入替えたわけではないと思う。ただプレーのやり方を変えたんだ。それがすべての選手に表れ始めている。全員がそれぞれの力を発揮できている。ブラジルには質の高い選手たちがいる。僕はいつもそう言ってきた」